ミステリー 『孤狼の血』柚月裕子 柚月裕子の『孤狼の血』である。 昨年の第69回日本推理作家協会賞受賞作。 読み始めて最初の印象は、こなれていないという感じだろうか? 文章に「遊び」がない。 カッチリしているといってもいい。 ちょっと... 2017年3月5日 十六夜亭
ミステリー 黒川博行 『落英』黒川博行 やっぱり、面白い黒川博行 彼の作品はいくつか読んでいるが、発行されている順に読んでいる訳ではない。 本作は直木賞を受賞した『破門』の前年に発行された作品だが、やっぱり、読ませる。 疫病神シリーズといわ... 2017年2月19日 十六夜亭
SF 日本SF大賞 『オービタル・クラウド』藤井太洋 藤井太洋の『オービタル・クラウド』です。本作は第35回日本SF大賞、第46回星雲賞日本長編部門、ベストSF2014国内篇第1位と... 2017年1月8日 十六夜亭
小説 本屋大賞 『海賊とよばれた男』百田尚樹 とりあえず、言い訳 著者のツイッター等での発言が度々、物議をかもしたり炎上したりしていることは知っているし、彼の思想や発言自体、賛成できない部分は多々ある。 そういう意味では新年の一冊目に読む本が百田... 2017年1月1日 十六夜亭
ノンフィクション 『住友銀行秘史』國重惇史 國重惇史の『住友銀行秘史』である。発売から1週間で10万部を突破したという話題もあり手に取ってみた。 本の扉を開き、最初のページで登場するのが主要登場人物一覧である。 住友銀行のすべての登場人物の役職... 2016年11月23日 十六夜亭
小説 村上春樹 『海辺のカフカ』村上春樹 村上春樹の『海辺のカフカ』である。14年ほど積読 新刊が出た当初に購入して最初の数ページを読み、以来、あいだが空いてしまい、なぜか読む機会もなく、これまでず~っと積読になっていた。 本書は2002年の9月発行なので、つまり、14年ほど積読になっていた... 2016年11月1日 十六夜亭
ミステリー 翻訳ドン・ウィンズロウ 『ザ・カルテル』ドン・ウィンズロウ ドン・ウィンズロウの『ザ・カルテル』である。この作品も、前作に劣らず上下巻で1200ページを超える大作である。「この作品も」というのには訳があって、本作は2009年に... 2016年8月28日 十六夜亭
ミステリー 翻訳 『悲しみのイレーヌ』ピエール・ルメートル フランスのミステリー作家、ピエール・ルメートルの『悲しみのイレーヌ』である。 ルメートルは本作の前に発表された『その女アレックス』という作品でミステリー関係の賞を総なめし、2014年の日本の読書界を... 2016年6月26日 十六夜亭
ノンフィクション 新書 『日本会議の研究』菅野完 菅野完の『日本会議の研究』である。およそ十日ほど前に、この本が日本会議という団体から出版停止を求められたというニュースがネット上で話題になった。 なんでも本の内容に事実誤認があるとのことだ。... 2016年5月22日 十六夜亭
ミステリー 黒川博行 『国境』黒川博行 黒川博行の『国境』である。久しぶりに読む黒川作品。とにかく厚い本でウィークデイは読む気になれなかった。本作は主人公の建設コンサルタントを営んでいる二宮と、彼から「疫病神」と呼ばれる暴力団幹部、桑原が登場する「疫病神」シリーズ第二弾。... 2016年5月21日 十六夜亭
ミステリー 翻訳 『スキン・コレクター』ジェフリー・ディーヴァー ジェフリー・ディーヴァーの『スキン・コレクター』である。基本、ジェフリー・ディーヴァーは嫌いではないが、その緻密なストーリーや濃密な文章のせいか、読むのには少々、覚悟が必要な気分がある。そんな訳で... 2016年5月5日 十六夜亭
ミステリー 『タックスヘイヴン』橘玲 橘玲の『タックスヘイヴン』である。いや、面白い。 著者お得意の国際金融ミステリーである。 この作家、もうちょっと作家としての評価を得ていいのではないだろうか?... 2016年5月1日 十六夜亭
小説 直木賞 『流』東山彰良 第153回直木三十五賞受賞作。 東山彰良の『流(りゅう)』である。 直木賞受賞作ではあるが、純文学としての要素も十分ある。 まず、文章がよい。 荒っぽいことも描いていいるが、文章がよいから下品になって... 2016年4月17日 十六夜亭