十六夜亭
いずれの記事も、きわめて個人的かつ主観的な内容です。
軽慮浅謀、無知蒙昧、優柔不断、短慮軽率、独断専行、妄評多罪のこと、お許しください。
まぁ、ゆるーく読んでいただければありがたいです。
ハイ。
十六夜亭の記事一覧
佐藤正午の『鳩の撃退法』です。ものすごく、久しぶりに読む佐藤正午の小説。大学生の頃に著者の青春小説は、何冊か読んだ記憶がある。以来、あまり佐藤正午の名前は聞かなかったなぁと思いながら、最近、書評サイトで...
アメリカを代表する人気ベストセラー作家、スティーヴン・キングの『アンダー・ザ・ドーム』である。 向こうのテレビドラマになったこともあり、以前から興味はあったのだが上下巻で1400ページ(しかも上下2段...
第11回本屋大賞、第35回吉川英治文学新人賞受賞作。 上下巻、各々500ページ近いなかなかのヴォリューム。 おかげで、お盆休みのかなりの時間をつぎ込んでしまった。 東北の内陸に住んでいると、なかなか身...
西加奈子の『サラバ!』である。 2015年本屋大賞第2位。そして今年、1月の第152回直木賞の受賞作。 そんな訳で、ずっと読みたかったのだがいつも行く町の図書館でラッキーにも発見。 上下2巻であわせて...
大正5年、山形県西村山郡大井沢に生まれた志田忠儀さんによる人生の回想録ともいえるエッセーである。 志田さんは15歳の時に初めて鉄砲でクマを撃ち、以来、ずっと山や自然にかかわり戦争を経て戦後は磐梯朝日国...
飯嶋和一の『狗賓童子(ぐひんどうじ)の島』である。著者が描く物語の主人公は清廉な人たちが多いが、この物語の主人公も実に清々しい。 主人公は大塩平八郎の乱で平八郎とともに蜂起した西村履三郎を父に持つ西村常太郎。...
ゴールデンウィーク中、特に予定とかもないので活字に溺れてみようかと選んだのがテリー・ヘイズ『ピルグリム』。 アマゾンでの評判を見ても星五つが並んでいる。 本の帯を見ても、期待できそうな惹句が並んでいる...