SF 『金色機械』恒川光太郎 恒川光太郎(つねかわこうたろう)の『金色機械』です。 初めて読む作家の小説です。 図書館で『金色機械』という、摩訶不思議なタイトルが目にとまり、パラパラめくってみたら時代小説のような内容だったので、“機械と時代小説”というギャップにひかれ借りてみました。 アイディアが秀逸で、なかなか、面白かったです。 時間軸が過去へさ... 2020年11月3日 十六夜亭
SF翻訳 『三体』劉慈欣(リウ・ツーシン) 劉慈欣(りゅう・じきん/リウ・ツーシン)の『三体』です。 翻訳は大森望、光吉さくら、ワン チャイ。 そして、監修が立原透耶。 翻訳者3人、ほかに監修がいるってすごいね! 今年の夏ぐらいから話題になっていて、こりゃあ、読んでみた方がイイかなと思って手に取ってみたわけです。 作者の劉慈欣は1963年生まれの中国のSF作家。... 2019年11月24日 十六夜亭
SF日本SF大賞 『オービタル・クラウド』藤井太洋 藤井太洋の『オービタル・クラウド』です。本作は第35回日本SF大賞、第46回星雲賞日本長編部門、ベストSF2014国内篇第1位と... 2017年1月8日 十六夜亭
SF 『アンダー・ザ・ドーム』スティーヴン・キング アメリカを代表する人気ベストセラー作家、スティーヴン・キングの『アンダー・ザ・ドーム』である。 向こうのテレビドラマになったこともあり、以前から興味はあったのだが上下巻で1400ページ(しかも上下2段... 2016年1月4日 十六夜亭
SF 『ジェノサイド』高野和明 高野和明の『ジェノサイド』である。 なかなか文庫化もされず、ずっと図書館で探していたので県立図書館でたまたま見つけたときはラッキーと思った。 2012年本屋大賞2位。 第2回山田風太郎賞、第65回日本... 2013年5月28日 十六夜亭
SF傑作日本SF大賞 『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦 モリミーといわれる森見登美彦の『ペンギン・ハイウェイ』です。2010年の「日本SF大賞」受賞作。とはいえ、本作をSFといってしまうのはどうなのか、ちょと迷うところ。どちらかといえば、ファンタジーではないのか... 2012年1月15日 十六夜亭
SF傑作石黒耀 『死都日本』石黒耀 石黒耀の『死都日本』です。 第26回メフィスト賞、第15回宮沢賢治賞(奨励賞)、受賞作。 いやはや、傑作です。 この本を読むまで南九州の霧島連山や鹿児島湾などの地形が大規模な噴火によって形成され、過去... 2008年11月7日 十六夜亭
SF傑作日本SF大賞貴志祐介 『新世界より』貴志祐介 貴志祐介の『新世界より』です。 今年読んだエンターテイメントの中ではボリュームも面白さも超弩級のSF?、ファンタジー?、ホラー?、青春小説?、…。 そんな小説だ。 寝食を忘れたように、むさぼり読んでし... 2008年9月8日 十六夜亭
SF 『深海のイール』フランク・シェッツィング フランク・シェッツィングの『深海のイール(Yrr)』です。 この強力な帯のパワーに負けて、三冊イッキ買いしてしまいました。 地球を襲うカタストロフィーてんこもりです。 前半から中盤にかけての壮大なスケ... 2008年5月6日 十六夜亭
SF 『スカイ・クロラ』森 博嗣 すべてを語ることのない静かな詩のような小説です。 翻訳された小説のような文体。 ちょっと奇抜で誇張された比喩。 主人公は葛藤を抱えた世を拗ねたような少年。 各章の冒頭に序文があって、それがサリンジャー... 2007年11月10日 十六夜亭