小説 万城目学 『鴨川ホルモー』万城目学 万城目学(まきめまなぶ)の『鴨川ホルモー』です。 やぁ…、面白い! わろた! フジテレビで放映した『鹿男あをによし』というドラマがありましたが、その原作を書いた万城目学(まきめまなぶ)のデビュー作です。... 2009年3月19日 十六夜亭
ミステリー 『ナイチンゲールの沈黙』海堂尊 海堂尊の『ナイチンゲールの沈黙』である。 前作の『チームバチスタの栄光』はとっても面白かった。 展開もスピーディーだしストーリーにも無理がなく、最後まで一気に読んだ覚えがある。 映画やドラマになってヒットしたのも、さもありなんという感じである。 という訳で、前作と同じようなものを期待して読んだのだが、どうもノリきれなか... 2009年2月25日 十六夜亭
ミステリー 『無痛』久坂部羊 久坂部羊の『無痛』です。 東京へ出掛けた行き帰りの新幹線の中でイッキに読みきりました。 面白かったです。 …が、ちょっとグロい感じもあります。 『羊たちの沈黙』など一連のハンニバル・レクターのシリーズにも似たニュアンスがあります。 タイトルは「無痛」ですが、被害者が惨殺されるシーンは克明かつ事細かに描かれており、読んで... 2009年2月22日 十六夜亭
漫画 浦沢直樹『MONSTER』 浦沢直樹の『MONSTER』です。 「第46回 小学館漫画賞青年一般部門」と「第3回 手塚治虫文化賞マンガ大賞」を受賞した作品。 マンガが好きのお客様のところで『20世紀少年』が話題になり、拍子に「ちゃんとモンスターは読んだことがないんですよ」といったら、全巻、貸してくれました。 ありがたいことです。 18巻と長いので... 2009年2月7日 十六夜亭
ノンフィクション 『凍』沢木耕太郎 世界的なクライマーの山野井泰史と妻の妙子を描いたノンフィクション。 2002年の秋、登山家の山野井泰史と妻の妙子はネパールとチベット国境にそびえるギャチュンカンの登攀にチャレンジした。 ギャチュンカン... 2009年1月31日 十六夜亭
小説 傑作直木賞 『悼む人』天童荒太 小説のもつ力を感じる作品天童荒太の『悼む人』です。 最近読んだ小説のなかでは、もっとも小説の持つチカラというものを感じた作品です。 イヤハヤ、何と言うか、いろいろと考えさせられます。 人の死、人を愛す... 2009年1月25日 十六夜亭
雑記 古書 香澄堂書店で『洋酒天国』を購入する。 正統派の古書店の香りがする 以前からずっと気になっていた香澄堂書店という古書店に入ってみた。 ちょうど、霞城公園の東大手門から伸びている道路を7・80メートルほど東へ上った信号のところにある古本屋さんである。レトロっぽい麗雅宋のような書体で描かれた「香澄堂書店」の看板が印象的。... 2009年1月18日 十六夜亭
歴史・時代小説 和田竜『のぼうの城』 和田竜の『のぼうの城』である。 帯の「今年のナンバー1」というコピーにそそられて読んでみたが、もうひとつ作品に奥行きが感じられない。 面白くないこともないが、小説的には、もう一つこなれていない感じ。 ただ戦国時代、地方の小さな城を舞台にこうしたドラマチックな戦いが実際にあったことを知る勉強になったのはよかった。 物語は... 2009年1月18日 十六夜亭
ミステリー トム・ロブ・スミス『チャイルド44』 トム・ロブ・スミスの『チャイルド44』である。 本の帯には「このミステリーがすごい!」2009年版海外編第1位。 2008年度CWAスティール・ダガー受賞、ブッカー賞ノミネートとある。 これは、是非とも読まねばなるまい。 この小説は1978年から1990年にかけてロシアで実際にあったチカチーロ事件という52人を殺害した... 2009年1月11日 十六夜亭
ファンタジー 森見登美彦 『有頂天家族』森見登美彦 森見登美彦の『有頂天家族』です。 レトロでポップでリズミカル、そしてユーモアたっぷりなんだけど妙に格調の高さを感じさせる文体。 それに花を添えるのが大正ロマンを髣髴とさせる電気ブランや赤玉ポートワインといった小道具。 彼の小説には裸電球がよく似合う。 舞台となる京都の街ですら薄暗い闇の中で裸電球に照らされているよう。 ... 2009年1月3日 十六夜亭
小説 『ベイジン』真山仁 真山仁の『ベイジン』である。 オリンピックを直前に控えた中国が舞台のポリティカルエコノミー小説。 気分はほとんどプロジェクトⅩです。 BGMはもちろん中島みゆきの「地上の星」。 風の中のすばる 砂の中... 2008年12月19日 十六夜亭
小説 『Xωρα(ホーラ)』篠田節子 篠田節子の『Xωρα(ホーラ) -死都-』です。 この作家は好きな作家の一人で結構、読んでいます。 自分の中での著者のイメージは「手堅くて、はずれが少ない」という感じでしょうか? しかしながら、この作品に関してはもう一つ乗り切れませんでした。 二日酔いの頭で読んだせいかも…。 この小説のコピーにゴシック・ホラーとありま... 2008年12月14日 十六夜亭
SF 石黒耀 『昼は雲の柱』石黒耀 石黒耀の『昼は雲の柱』という長編小説です。 先日、読んだ『死都日本』が、すごくイイ出来だったので、その勢いを借りて今月は石黒耀の小説ばかり読んでいます。 中身は火山によるカタストロフィーシミュレーショ... 2008年11月30日 十六夜亭