ファンタジー上橋菜穂子 『鹿の王 水底の橋』上橋菜穂子 上橋菜穂子の『鹿の王 水底の橋』である。 前作の『鹿の王』は先月、読んだばかりだった。 そうしたこともあり、続編の本作がこの4月に出たことを知り「読みたいなぁ」と…。 そんな風に思っていたところ、いつも行く図書館で偶然、目に入ったので速攻で借りる。 本作では前作で主人公を演じた戦士のヴァンは登場しない。 主人公は前作で... 2019年7月11日 十六夜亭
ファンタジー本屋大賞上橋菜穂子 『鹿の王』上橋菜穂子 上橋菜穂子の『鹿の王』である。 読みごたえもあるし、面白かった。 読んで、間違いのない作家たちがいる。 いってみれば「読めば、必ず面白い」ことが分かっている作家たちである。 自分にとっては上橋菜穂子は間違いなく「読めば、必ず面白い」作家たちの一人である。 彼女の作品はややもすると児童向けの作品だと思われ、敬遠してしまう... 2019年6月8日 十六夜亭
ファンタジー 『夜の写本師』乾石智子 乾石智子の『夜の写本師』です。最近、著者が山形県出身と知り「読んでみたいなぁ」と思っていた一冊。池上冬樹氏が世話人を務める「小説家になろう講座」のおかげが大きいと思うが、このところの山形出身の小説家の... 2016年2月27日 十六夜亭
ファンタジー森見登美彦 『有頂天家族』森見登美彦 森見登美彦の『有頂天家族』です。 レトロでポップでリズミカル、そしてユーモアたっぷりなんだけど妙に格調の高さを感じさせる文体。 それに花を添えるのが大正ロマンを髣髴とさせる電気ブランや赤玉ポートワインといった小道具。 彼の小説には裸電球がよく似合う。 舞台となる京都の街ですら薄暗い闇の中で裸電球に照らされているよう。 ... 2009年1月3日 十六夜亭
ファンタジー上橋菜穂子 『精霊の守り人』上橋菜穂子 上橋菜穂子の『精霊の守り人』です。 本屋さんのポップにあった「ダ・ヴィンチ文庫ランキング1位決定!」「本の雑誌が選ぶ2007年文庫ベスト1決定!」という惹句と著者の文化人類学者というプロフィールにそそられ買ってみました。 面白いです! 一気、読みです! 内容は、いわゆるファンタジーです。 ファンタジーというとホビットや... 2008年1月19日 十六夜亭