佐藤多佳子『一瞬の風になれ』
佐藤多佳子『一瞬の風になれ』
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佐藤多佳子の『一瞬の風になれ』です。
第28回(2007年) 吉川英治文学新人賞受賞、第4回(2007年) 本屋大賞を受賞した傑作です。
まったくもって、いい作品です。
全3巻の長い小説ですが、一気読みです。

彼女の書いた『しゃべれどもしゃべれども』という小説が凄くよかったので大枚はたいて買ってしまいました。
いつも本を読みながらベッドに入るのですが、これを読んでいるときは頭が冴えてなかなか寝ることができなくなってしまいました。
そんなわけで全3巻を読み終えるまで午前3時になると「まずい、もうこんな時間だ早く眠らなきゃ!」といった日々が数日続きました。
いつもなら、ページを開いて数行で眠りに付くことができるのですが…。

舞台は高校の陸上部。
スポーツものにありがちな過剰な演出もなく、軽やかに物語は進んでいきます。
高校生たちの友情、恋、成長。
クライマックスは涙なしでは読めません。
四十過ぎのオッサンがですよ!
まったく、もう!

この作家の小説はとても読みやすい。
一人称の文体のため、いつも、スゥーッと心の中に入り込んできます。
読書が苦手な人にもオススメの作品です。
特に中学生や高校生には読んで欲しい小説です。
ついでながら中高年の方々も、読めば元気がもらえます。

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