ミステリー 『うたう警官』佐々木譲 佐々木譲の『うたう警官』です。 以前、読んだ同じ作家の『警察庁から来た男』の出来がよかったので、その勢いで読んでみた。 この小説を読むと昔、報道された北海道で実際にあった事件(稲葉事件)が思い出される... 2008年11月28日 十六夜亭
SF 石黒耀 『震災列島』石黒耀 石黒耀の『震災列島』である。 駿河湾沖を震源とする東南海地震を大掛かりな仕掛けとしたクライシス冒険活劇。 先日、読んだ『死都日本』が、ものすごくインパクトがあったので、その流れで読む石黒耀の作品。 ストーリーは名古屋で地質調査業を生業とする主人公が東海・南海地震を利用して、自分の娘の命を奪う原因となったヤクザと対決して... 2008年11月25日 十六夜亭
ミステリー 佐々木譲『警察庁から来た男』 佐々木譲の『警察庁から来た男』です。 この小説、まぎれもないハードボイルドです。 無駄のないツボを押さえた上質の作品です。 舞台は北海道警。 ある日、タイ人少女の売春事件を発端として警察庁から特別監察が入る。 派遣されたのはキャリアといわれる若いエリート警官。 一方、札幌のすすき野では暴力バーのあるビルから男が落ちると... 2008年11月20日 十六夜亭
SF 傑作石黒耀 『死都日本』石黒耀 石黒耀の『死都日本』です。 第26回メフィスト賞、第15回宮沢賢治賞(奨励賞)、受賞作。 いやはや、傑作です。 この本を読むまで南九州の霧島連山や鹿児島湾などの地形が大規模な噴火によって形成され、過去... 2008年11月7日 十六夜亭
ノンフィクション 新書経済 『1997年-世界を変えた金融危機』竹森俊平 竹森俊平の『1997年-世界を変えた金融危機』である。 連日株価の暴落と円高が止まらないというニュースが街を賑わしている。 今日のニュースでは日経平均株価はバブル崩壊後の最安値7,607円88銭(終値... 2008年10月27日 十六夜亭
小説 『エピデミック』川端裕人 オススメです。面白いです。スピード感あります。 エピデミックとは医学用語のひとつで感染症(ひらたく言えば伝染病ですな)が急激に地域社会に広がっていく状態のこと。 ちなみに、感染症が国をまたがって急激に... 2008年9月24日 十六夜亭
小説 『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』五十嵐貴久 五十嵐貴久の『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』です。 いやー、40過ぎのオジさんにはささる小説でした。 山形市立図書館から借りました。 休日に読むにはちょうどよい小説です。 文章も軽快でスイスイ読めます。 本を読むのは決して速くないですが、それでも3時間ぐらいで読了しました。 タイトルにある「スモーク・オン... 2008年9月15日 十六夜亭
SF 傑作日本SF大賞貴志祐介 『新世界より』貴志祐介 貴志祐介の『新世界より』です。 今年読んだエンターテイメントの中ではボリュームも面白さも超弩級のSF?、ファンタジー?、ホラー?、青春小説?、…。 そんな小説だ。 寝食を忘れたように、むさぼり読んでし... 2008年9月8日 十六夜亭
小説 『永遠の旅行者』橘玲 橘玲の『永遠の旅行者』である。 初めて読む作家であり、あまり期待せずに読み始めたが思わぬ拾い物をしたという感がある。 ストーリーは緻密で複雑。 計算された隙のない内容で、とてもよくできている。 金融や税金の知識を駆使した金融情報小説といっていいと思うが、一言で金融情報小説とくくれない部分も多く人間ドラマとしてもよく描け... 2008年8月13日 十六夜亭
小説 『聖者は海に還る』山田宗樹 山田宗樹の『聖者は海に還る』です。 ミステリー小説だと思って読み始めましたが、これは恋愛小説ですね。 悲しい物語ですが、最後の1行に救われます。 このあたり、ややあざとさを感じないわけでもありませんが…。 とある中高一貫の進学校に赴任してきた臨床心理士。 彼にカウンセリングを受けるとクライアントたちの症状は劇的に改善す... 2008年7月30日 十六夜亭
歴史・時代小説 『一夢庵風流記』隆慶一郎 隆慶一郎の『一夢庵風流記』です。 『花の慶次』という少年ジャンプに掲載された漫画の原作になった小説です。 漫画の主人公は『北斗の拳』のケンシロウのような顔をした人物でした。 この漫画のおかげで主人公の前田慶次郎は一躍有名になりました。 当時、この漫画は読んでいませんが漫画の存在自体は知っております。 物語は戦国時代末期... 2008年7月25日 十六夜亭
SF 『深海のイール』フランク・シェッツィング フランク・シェッツィングの『深海のイール(Yrr)』です。 この強力な帯のパワーに負けて、三冊イッキ買いしてしまいました。 地球を襲うカタストロフィーてんこもりです。 前半から中盤にかけての壮大なスケ... 2008年5月6日 十六夜亭
小説 『古道具 中野商店』川上弘美 川上弘美の『古道具 中野商店』です。 実をいえば…。 というほどのことも、ないのですが川上弘美の小説やエッセーのまったりした癒される感じが好きです。 作品によっては、まったく、まったり感のない湿度の高い小説もありますが…。 で、本作ですが古道具屋が舞台の恋愛小説です。 古道具屋というシチュエーションに村松友視の『時代屋... 2008年4月14日 十六夜亭