『風の谷のナウシカ』宮崎駿
宮崎駿『風の谷のナウシカ』
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宮崎駿の『風の谷のナウシカ』です。
山形県立図書館から借りてきました。
県立図書館に、こんな漫画がおいてあるとは知りませんでした。
しかも、豪華装丁本。
読んだことがなかったので、見つけたときは、やったぜ! と思わずにんまりしてしまいました。

『風の谷のナウシカ』は多くの人が映画で知っていることでしょう。
しかし、原作の漫画を読んだことがある人は意外に少ないのではないでしょうか?
自分も、もちろん映画は観ています。
そして本作を読むまでは、こんな壮大な叙事詩だとは知りませんでした。

登場人物やディテールなどは同じなのですが、構成は映画とだいぶ異なります。
物語の核となる部分は、ほぼ同じなのですがスケールの大きさが違いすぎます。
まず、そのことにビックリし、この原作を2時間ほどの映画にまとめるのは、そりゃ、無理だよなぁー、全編をアニメにしないのはもったいないなぁと、ため息をつくのでした。

ちょっと、一回読んだだけでは語りつくせないような奥深さがあり、大学生なら卒論のテーマにできるような作品です。
いずれ、豪華本とまではいかなくても並装本を購入して再読しようと思った次第です。
宮崎駿のことは、よく知りませんが(かなり、無責任な言い方ですね)彼の文明に対する世界観や人としての在り方がギューッと詰まった物語のような気がします。
それにしても、主人公のナウシカは優しいねぇ…。

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