『ダ・ヴィンチ・コード』ダン・ブラウン
ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』を読む
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カラーの写真や図版を挿む:ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』を読む
沢山のカラーの写真や図版を挿む

ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』である。
翻訳は越前敏弥。
大ベストセラーであるが、遅ればせながら読んでみた。
「買うまでもないだろうな」と思い、そのうち図書館で借りてやろうと思っていると今月初めに県立図書館で見つけた。
しかも『ダ・ヴィンチ・コード-ヴィジュアル愛蔵版-』というやつで4,500円もする本である。
通常版は上下巻、二冊に分かれていたがこれは一冊になっていて、写真や図版がふんだんに添えられている、とってもありがたい本である。

この本のストーリーは映画のインディ・ジョーズなどでも取り上げられた、いわゆる聖杯探しを軸にした物語である。
聖杯とはキリストが磔刑になったときにその血を受けた杯といわれる。
その杯を持つものは「世界を征服することができる」とか「奇跡を起こすことができる」などといわれる。
第二次世界大戦の頃はヒトラーも探したという噂がある。

しかし、こうしたストーリーはどうも日本人には馴染まないような気がする。
面白すぎて徹夜して読んだなどという話を聞いたりしたが「ホンマかいな」という感じだ。
それでも、薀蓄満載の刺激的な小説であることには間違いない。
西洋美術史なんかやった人などは、ワクワクして読み進めるんじゃないかな。
前作の『天使と悪魔』も読んだけれど方向はほとんど一緒だ。
今日はクリスマスということで、クリスマスにはピッタリの本かも…。

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