
森見登美彦の記事一覧


森見登美彦の『有頂天家族』です。 レトロでポップでリズミカル、そしてユーモアたっぷりなんだけど妙に格調の高さを感じさせる文体。 それに花を添えるのが大正ロマンを髣髴とさせる電気ブランや赤玉ポートワインといった小道具。 彼の小説には裸電球がよく似合う。 舞台となる京都の街ですら薄暗い闇の中で裸電球に照らされているよう。 ...

森見登美彦の『太陽の塔』です。 パワフルでポップで疾走感のある文体。 文章もユニークだけど、どこか格調の高さを感じさせる。 初めて読む作家ですが、妙にそそられ、クセになりそうでなりそうです。 京都大学...