雑記 司馬遼太郎 司馬遼太郎記念館へ行く 司馬遼太郎記念館の前の道路で写真を撮っていると、入り口で案内をしてくださるボランティアの方であろうオジサンが「ここを撮るといいですよ」と表札を指をさしてくれた。なんでも司馬遼太郎... 2012年5月4日 十六夜亭
ミステリー ドン・ウィンズロウ 『サトリ』ドン・ウィンズロウ ドン・ウインズロウの『サトリ』である。現在、ミステリー界では高い人気、実力を持つ。以前、読んだ『犬の力』は傑作だったが、それとはだいぶ雰囲気が異なる。これには理由があって『サトリ』は他人の作家が書いた... 2012年2月27日 十六夜亭
小説 『パーク・ライフ』吉田修一 ずいぶん昔に買ってそのまま、積読になっていた。風呂に入って読むのに手ごろなものが見当たらなかったので、たまたま視界に入った文庫本を「薄いし短編だし、いいかな」と思い風呂場に持ち込む。この文庫本には「パ... 2012年2月18日 十六夜亭
SF 傑作日本SF大賞 『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦 モリミーといわれる森見登美彦の『ペンギン・ハイウェイ』です。2010年の「日本SF大賞」受賞作。とはいえ、本作をSFといってしまうのはどうなのか、ちょと迷うところ。どちらかといえば、ファンタジーではないのか... 2012年1月15日 十六夜亭
小説 傑作 『シャンタラム』グレゴリー・デイヴィッド・ロバーツ シャンタラム - 人生を変える一冊に値する グレゴリー・デイヴィッド・ロバーツの『シャンタラム』である。 翻訳は田口俊樹。 今年、読んだベストワンかもしれない。 いやいや、今年読んだどころか、これまでの人生の中で読んだ本のなかでも屈指の傑作である。 まったく、たいした小説があったものである。 少々、お金はかかるが、一読... 2011年12月1日 十六夜亭
ノンフィクション 『空白の五マイル』角幡唯介 角幡唯介の『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』である。 チベットの奥地にある人跡未踏のツアンポー渓谷。 その世界最大といわれる渓谷への単独行による探検旅行記。 著者は早稲田大学の探検部出身。 それにしても、ここの出身者はノンフィクションライターになったり作家になったりと多くの有名人を輩出してるが... 2011年9月27日 十六夜亭
小説 直木賞 『まほろ駅前多田便利軒』三浦しをん 三浦しをんの『まほろ駅前多田便利軒』である。 本作は第135回直木賞を受賞。 一言でいうならオフビートな男二人の友情物語である。 舞台はまほろ市という東京の町田市をモデルにした街。 駅前で便利屋を営む多田とそこに居候を決め込む高校時代の同級生、行天(珍しい苗字)。 便利屋に舞い込む様々な依頼から物語は展開。 狙っている... 2011年9月20日 十六夜亭
小説 傑作直木賞 『小さいおうち』中島京子 最近、いいなと思う作家の一人が中島京子です。 日常の何気ないことを、過不足のない文章でさらりと描いているのですが職人的なうまさを感じます。 物語の舞台は戦前から戦後にかけての東京の山の手にあるお洒落な... 2011年8月28日 十六夜亭
歴史・時代小説 本屋大賞 『天地明察』冲方丁 冲方丁(うぶかたとう)の『天地明察』である。 主人公の渋川春海がの生き方がいくつになってもみずみずしい。 渋川春海とは江戸時代前期の数学者で天文学者でもあった。 そして貞享暦という太陰太陽暦の暦法の日... 2011年8月20日 十六夜亭
ミステリー 傑作ドン・ウィンズロウ 『犬の力』ドン・ウィンズロウ ドン・ウィンズロウの『犬の力』である。 2010年の『このミステリーがすごい!』海外編の1位となった骨太のミステリー。 「ミステリーの賞もとってるし、一応、読んどいたほうがイイかな」という軽い気分で手に取っ... 2011年8月13日 十六夜亭
ミステリー 『暗闇の蝶』マーティン・ブース マーティン・ブースの『暗闇の蝶』です。 一風変わった大人のミステリー。 翻訳は松本剛史。 舞台はイタリア中部の小さな田舎町。 主人公は表向きは蝶を描くために引っ越してきた画家。 しかし、本職は裏社会から高い技術で信頼を得ている職人。 彼は住処を転々としながらプロフェッショナルの暗殺者からの依頼を受け、用途に合った銃や弾... 2011年7月18日 十六夜亭
ノンフィクション 『朽ちていった命―被曝治療83日間の記録』NHK「東海村臨界事故」取材班 NHK「東海村臨界事故」取材班による『朽ちていった命―被曝治療83日間の記録』である。 1999年9月30日、茨城県東海村の核燃料加工施設「ジェー・シー・オー(JCO)東海事業所」で臨界事故が発生した。 事故が起きたのは核燃料サイクル開発機構の高速実験炉「常陽」で使うウラン燃料の加工作業中だった。 3人の作業員はステン... 2011年5月24日 十六夜亭
小説 傑作 『船に乗れ!』藤谷治 藤谷治の『船に乗れ!』です。 全3巻と結構なボリュームですが、引き込まれるように読み終えてしまった。 そして「クラシックをやる高校生というのはなかなか小生意気な生き物なのですなぁ」と、その昔、凡庸な高校時代を送ったオジサンは思うのでした…。 天真爛漫な青春小説と思ったけど、1、2巻を読み終え、まさか、こんなへヴィーな展... 2011年4月17日 十六夜亭