小説浅田次郎 『終わらざる夏』浅田次郎 浅田次郎の『終わらざる夏』です。 いやー、読ませます。 さすが、浅田次郎といった感じ。 舞台となったのはエトロフのさらに北、千島列島の最北端にある占守島(しゅむしゅとう)。 本作を読んで初めて、その存在を知りました。 先の敗戦までは、こんな北の果てまで日本の領土だったのですねぇー。 昭和20年6月、大本営の編制科動員班... 2021年4月25日 十六夜亭
歴史・時代小説浅田次郎 『一路』浅田次郎 浅田次郎の『一路』である。 これまでも、浅田次郎の作品はいくつか読んだことがあるが、中国を舞台としたシリアスな歴史ものなどとは趣を異にするコメディータッチの時代劇である。 これを読むと「お金を取れる作... 2015年11月24日 十六夜亭