上橋菜穂子の『鹿の王 水底の橋』である。 前作の『鹿の王』は先月、読んだばかりだった。 そうしたこともあり、続編の本作がこの4月に出たことを知り「読みたいなぁ」と…。 そんな風に思っていたところ、いつも行く図書館で偶然、目に入ったので速攻で借りる。 本作では前作で主人公を演じた戦士のヴァンは登場しない。 主人公は前作で...
上橋菜穂子の記事一覧
上橋菜穂子の『鹿の王』である。 読みごたえもあるし、面白かった。 読んで、間違いのない作家たちがいる。 いってみれば「読めば、必ず面白い」ことが分かっている作家たちである。 自分にとっては上橋菜穂子は間違いなく「読めば、必ず面白い」作家たちの一人である。 彼女の作品はややもすると児童向けの作品だと思われ、敬遠してしまう...
上橋菜穂子の『精霊の守り人』です。 本屋さんのポップにあった「ダ・ヴィンチ文庫ランキング1位決定!」「本の雑誌が選ぶ2007年文庫ベスト1決定!」という惹句と著者の文化人類学者というプロフィールにそそられ買ってみました。 面白いです! 一気、読みです! 内容は、いわゆるファンタジーです。 ファンタジーというとホビットや...